ワクワク、ドキドキな子連れ旅行。 いざという場面を想定して準備すると、スーツケースやリュックがパンパンになることも少なくありません。 そこで、今回は子連れ旅行の持ち物をお伝えします。 基本の持ち物から便利アイテム、年齢別おすすめまで詳しく紹介するので、「何をどのくらい持って行ったら良いのかわからない」という方は参考にしてみてくださいね。
子連れ旅行の基本持ち物リスト
最初に赤ちゃん・幼児・小学生と幅広い年齢で子連れ旅行に使える持ち物を、日用品や医薬品などのジャンルに分けて紹介します。 ピクニックや旅行中の外遊びに、持っていって損はありませんよ。 外食の際にも、役に立つでしょう。
日用品
まず持っておきたい日用品は、手や口の周り、汗などを拭き取れるウェットティッシュやおしりふき。 水99%のものや、消毒もできるアルコール入りが重宝します。 マスクも、汚れたときや濡れたときに備えて予備を持っておくのがおすすめです。 寒くなったら羽織れるブランケットやバスタオルも、あると便利。スカーフも、ランチマットやエコバッグの代わりに使えますよ。
医薬品
もしもの場合に備えて、医薬品類も持っておくと安心です。 確実にバッグに入れておきたいのは、健康保険証。母子手帳もセットで持っておくと良いでしょう。 ケガに備えて、絆創膏と消毒薬も持っておきたいですね。虫が出る季節には、虫よけスプレーやかゆみ止めも。 他には体温計、日焼け止め、保湿薬、酔い止めの薬など、おでかけの時期や子どものタイプに応じて揃えましょう。
食事用品
屋外での食事で便利なのは、子ども用のスプーンやフォーク、箸などのアイテム。 コンビニやスーパーでもらえる使い捨てのものをいくつか持っておくと、便利です。 ベビースプーンの代わりに、デザート用のスプーンを使っている家庭も見られます。 赤ちゃんが噛んで割らないか心配な場合は、家庭で使っているベビースプーンを用意し、ミニ容器に家庭用洗剤を入れておいて使用後にざっと洗うのも、おすすめです。
衣類
子どもが外で遊ぶと、水道の水でビショビショになったり、転んで汚れることもありますよね。 そのため、着替えも必要です。他にも、防寒着や下着、靴、サンダルなどを用意しておきましょう。 泊まる場合は、パジャマも必要です。 特に小さい子や汚しやすい子は、着替えを多めに持っておくのが無難です。 近くのコインランドリーを使う場合は、適量でも問題ないでしょう。
おもちゃやお菓子など暇つぶし用の持ち物
子どもは移動や待ち時間が長いと、ぐずってしまうこともあります。 いつもとは違う環境でぐずる子どもを落ち着かせるのに、ママも一苦労するかもしれません。 おとなしく静かにしてほしい時に用意しておきたい、おもちゃやお菓子を紹介します。
お菓子・飲み物
子どもに静かでいてもらうためには、好きなお菓子が望ましいですよね。周囲に他の人がいるかもしれないので、においや音が少ないものが良いでしょう。こぼれやすいお菓子も、まわりに散らかってしまうので避けたいところ。 服やソファー、シーツなどにこぼしてもシミや汚れになりにくい飲み物もおすすめです。
見たことのない新しいおもちゃ
使い慣れているおもちゃと合わせて、声や音を出さずに楽しめるとっておきのものも合わせて用意しておくと良いでしょう。 おすすめなのは、シールブックや水塗り絵、子ども雑誌など。DVDやタブレットで動画を見せるのも、効果的です。 音声なしでも楽しめるトム&ジェリーのDVDは、子どもが夢中になることもありますよ。
便利なお役立ちグッズ5選
子連れ旅行に持って行くと便利なグッズを、5種類紹介します。 どれも、普段は場所を取らずに収納しておけるものばかり。 観光やホテル、車の中などさまざまな場面でも役に立つので、備えておくと安心です。
さまざまな種類の袋
ファスナー付き、ビニール袋、レジ袋などの袋類は持っていて損はありません。 汚れ物やゴミを気軽に入れられて、貝殻やどんぐりなどを子どもが持ち帰りたいと言い出した場合でも難なく対応できます。 多数そろえておくと、お菓子を小分けにしたい場合にも使えて便利ですよ。 エコバッグなど折りたたみできる軽い袋も、ビニール袋が破れた時やビニール袋の外観が気になる場合におすすめです。
ベビーカーフックやS字フック
荷物を引っかけられるフック類も、役に立つアイテムです。 旅行中は荷物が多くなりがちなので、ベビーカーの持ち手にかけられると便利。 車やホテルの中でも、ゴミを入れる用のビニール袋をかけられます。
スマートキッズベルトやチェアベルト
車や飲食店、ホテルではコンパクトに持ち運べるベルト類も役立ちます。 チャイルドシートと同等の機能を持つ「スマートキッズベルト」を使えば、3歳以上の子どもならシートベルトができます。車内のチャイルドシートがかさばる場合やタクシーでの移動時におすすめ。子ども椅子がなくても大人用の椅子に座らせやすい「チェアベルト」も、あるとうれしいアイテムです。
レジャーシート
外や子どもに汚されたくない場所で食事をする際に敷いたり、荷物置き場などにも使えるレジャーシートも、いざというときに役立ちます。 子どもは靴の脱ぎ履きが多い場所で靴を脱いだまま動き回ることもありますが、レジャーシートを敷いておけば注意する頻度を減らせるでしょう。 赤ちゃんも、安心してハイハイさせられます。 手軽に持ち運べる、薄くて使い捨てできるものがあると便利です。
迷子札(緊急連絡先カード)
子どもが迷子にならないように注意していても、さらに一歩踏み込んだ対策をしておくのがおすすめです。 3歳以降の子どもには名前や親の連絡先を書いた迷子札を持たせておくと、もしもの場合も安心できるでしょう。
年齢別!便利な子連れ旅行の持ち物
赤ちゃんから小学生まで、子どもの年齢別におすすめの持ち物を紹介します。 これまで紹介してきたアイテムと合わせて用意しておくと、さらに快適な子連れ旅行を楽しめますよ。
0歳(赤ちゃん)のおすすめ持ち物
赤ちゃんの時期は、おむつや授乳・ミルクグッズ、離乳食など、どうしてもかさばる荷物が増えてしまいますよね。 しかし、旅行用圧縮袋におむつを入れて圧縮すると、ある程度の荷物を減らせます。 さらに荷物を減らしたいなら、液体ミルクや使い捨ての哺乳瓶を使うのも一つの方法。 旅行前に何本か使って慣れさせておくと、旅先でも飲んでくれるでしょう。
1〜2歳頃のおすすめ持ち物
親の食事を取り分けて食べることの多い1〜2歳頃の幼児には、幼児食用のヌードルカッターやハサミを常備しておくと、スムーズに食べさせられます。 マグを使わずに紙パックの飲料を飲ませるなら、紙パックホルダーもおすすめ。 また、靴の脱ぎ履きを嫌がって歩き回る時には、古い靴下も便利です。 汚れてもいいやと気兼ねなく履かせることができて、使用後も気軽に捨てられます。
3〜6歳頃のおすすめ持ち物
3〜6歳頃の子どものなかには、昼や夜のおむつを卒業したばかりの子もいるでしょう。 おむつが不要になったとはいえ、トイレが間に合わないことやおねしょをしてしまうことも少なくありません。 心配なら、着替えやビニール袋を多めに持っていくのがおすすめです。 いつもとは違う環境で失敗してしまうこともあるので、できるだけ叱らず冷静に処理しましょう。
小学生のおすすめ持ち物
小学生は赤ちゃんや幼児のような荷物はなく荷物の準備も比較的ラクですが、退屈な時にじっとしているのは難しいこともあります。 とはいえ、動画をずっと見せておくのが難しい場合もありますよね。 そこでおすすめなのが、数独や謎解き、迷路など、大きな音が出ない暇つぶしグッズ。 かさばらないので持ち運びしやすいのも、おすすめのポイントです。
終わりに
子どもは成長するにつれて、必要なものとそうでないものが変わっていくもの。 個人差もあり、季節でも変わるので、紹介してきたアイテムを中心に、持っていく荷物を柔軟にカスタマイズしましょう。 荷物を減らしたいなら、備品を揃えている赤ちゃんや子連れ歓迎のホテルを利用するのもおすすめです。 子連れ旅行で、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。